Figmaで「方向キーによる選択オブジェクトの移動距離」を変更する方法

Figmaでデザインを行うとき、選択したオブジェクトの位置を方向キーによって微調整することがよくあると思います。

このとき、デフォルトでは

  1. 方向キー: 指定した方向に1pt移動
  2. Shiftキー+方向キー: 指定した方向に10pt移動

という動作をしますが、昨今のデザインでは8ptを基準としたグリッドシステムを採用することが多いため、本記事ではShiftキー+方向キーを押したときの移動距離を8ptに変更する方法を紹介します。

この方向キーによる選択オブジェクトの移動のことをFigmaではNudge(ナッジ)と呼び、上記の1、2はそれぞれSmall nudgeBig nudgeと呼ぶそうです。
Nudgeを変更するには、以下の図の通り、左上のFigmaアイコンのメニュー > Preferences > Nudge amount...を選択します。

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この操作によって表示されるポップアップで、Big nudgeの値を8に変更すればOKです。

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参考資料